株式会社オークスピードのご利用事例

株式会社オークスピードのご利用事例
固定で人材を抱えるほどのボリュームではないものの、専門家でないと対応できない流動的な業務がある。そんなときに選ぶべきは、専門業者? 派遣? クラウドソーシング? 株式会社オークスピードは、数日という短期間からプロ人材が自社オフィスに来てくれる、ある常駐サービスを活用していました。

プロの力を少しだけ借りたいとき、どの方法が最適か

リスティング広告運用・セミナー運営事業などを行っている株式会社オークスピード。社長を含め12名という少数精鋭で、全員がクライントの売上や利益の最大化を目指して取り組んでいます。

プログラミングや開発専任のスタッフはおらず、広告運用業務と併せてWeb制作やシステム開発を受託した際には、運用担当のスタッフが対応しています。専門知識や技術を要する場合だけ、制作会社やランサーズを活用しているそうです。

同社は今回、ランサーズの「スポット常駐」というマッチングサービスを使い、フリーランスエンジニアにECサイトの決済システム改修を依頼。

数ある外注サービス、人材サービスの中で、スポット常駐を活用したのはなぜなのでしょうか。株式会社オークスピード 代表取締役 諸井 太郎さんと、リスティング広告ディレクター 比留間 絵里さんにお話を伺いました。

要件定義が難しい発注も、相談しながら進められる

ーーランサーズに登録しているフリーランスが企業様のオフィスに足を運んで業務を行う、スポット常駐というサービスを使ってシステム開発を発注くださっていますね。どのような経緯でご利用に至ったのでしょうか。

比留間:我々はリスティング運用をメインで行っていますが、クライアントから周辺の制作業務も併せてご依頼いただくことがあります。弊社には専属エンジニアがおりませんので、基本的に弊社スタッフがその都度勉強して、自社リソースで対応しています。

ECサイト構築も請け負うことがあり、過去にEC-CUBEというEC構築システムとGMOペイメントゲートウェイのカード決済システムの繋ぎ込みも弊社で対応したことがあったんです。

今年、経済産業省から『クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画2017』が発表されまして、これに従って過去に整備した決済システムを一部改修する必要が出てきました。

これも何とか自社で対応できないかと思い調べたんですが、今まで以上に専門知識を要することがわかったんです。決済システムは間違いが許されないところですので、社内で無理に対応するのは避けて、プロの力を借りるべきと判断しました。

諸井:システムエンジニアやプログラマーがおらず、詳しい開発要件の定義ができない弊社にとって、ご来社いただいて相談しながら仕事をお願いできるスポット常駐は理想的なサービスでした。

募集をかけたら、EC-CUBEとGMOペイメントゲートウェイの決済システム、両方の開発経験がある方からすぐにご提案をいただけました。弊社が求める条件に合致しているだけでなく、コミュニケーションも非常にスムーズでしたので、その方に正式に発注を決めました。

決済サービスが問題なく動くよう実装してただければ充分と思ってお願いしましたが、より使いやすくするためにできればと考えていたものも対応しきってくださいました。

追加でお願いした部分に関しては、決済サービスのシステム改修ができるレベルの人であれば、難易度が急に上がる要件ではないだろうとは思っていました。とはいえ実務としてはすぐできない可能性もあると思って期待していなかったんです。

来てくださったエンジニアさんは弊社の希望を詳しく聞いて、最終的に全て対応しきってくださいました。発注前には「どこまでお願いできるかな」と思っていたことがすべて綺麗に片付いたので、ちょっと驚いているくらいです。

流動的な要件だからこそ、会って話すことを重要視

ーー課題解決には、システム開発会社へ発注する、派遣社員を雇う、ランサーズでオンラインで発注するなどいくつかの方法があったかと思います。スポット常駐を使った理由は何だったのでしょうか。

比留間:たまたま見つけたんですよね。開発にあたりランサーズでエンジニアさんを探そうと思って検索したところ、スポット常駐というサービスがあるのに気づいたんです。

1・2日程度で終わるボリュームの小さい業務というだけでなく、できれば会ってご説明したいと思っていましたので、願ってもないサービスだと思いました。

今まで、ランサーズのプロジェクト方式もシステム開発会社も、必要に迫られて初めて発注を検討していました。基本的には社内リソースで対応して、もし技術面で知識ある人のサポートが必要となれば発注する、というかんじです。

諸井:同じ空間で仕事をしてもらえたほうがスムーズに進むと思っていますので、派遣社員やパートスタッフで制作人員を拡充しようとしたこともあります。その時はデザイナーを探していて、時給は比較的高めに設定して、条件も良かったと思います。でもいい人には結局出会えなかったんですよね。

比留間:何名かご紹介いただきお会いしましたが、デザインだけとかコーディングだけとか、ひとつの領域だけ専門的にできる人はいるものの、ある程度オールマイティにできる人はなかなかいないようなんです。うちみたいな少数精鋭でやっている会社だと、1人である程度やれる人を求めますので、ミスマッチでした。

諸井:派遣の場合、契約期間は短くてもせいぜい1ヵ月。それより短い期間で来ていただくことは難しいです。

フリーでやっている方であれば、ちょっとした収入になりますし、数日程度の開発でも喜んで来てくれる人がいるんじゃないかと思っていました。とはいえ、知り合い伝いでもなかなかこういう人を見つけられずにいましたので、スポット常駐はまさに理想的なサービスでした。

ーー依頼期間やランサーが持つスキル・経験以外に、来社してもらえるかどうかも重視しているようですね。

比留間:我々は開発ディレクションができるわけではないので、文章だけで伝えきるのは難しいと思っていました。募集文面に書いた内容がその時に私が伝えられる情報のすべてだったくらいですので。

特にリスティング運用に関わる部分は、弊社が使いやすいように、開発を進めていきながらその都度調整いただくこともあるだろうと想定していました。開発の知識があったとしても、ご依頼前に要件をすべて書き下すというのができないものだったんです。画面を見ながら話して、場合によっては図示して説明したりしたほうがスムーズだろうなと思っていました。

諸井:オンラインのやりとりだけで問題なく納品まで進むお仕事もあります。でも、今回のように対面でご説明をしたい業務もあるわけです。

ランサーズには場所を指定されずに働けることをメリットに感じてご登録されている人も多いですよね。スポット常駐はあらかじめ常駐、つまり会って話せるという条件がついていますから、連絡を取ったあとにお断りされるような懸念もありませんでした。

同じ空間で働くことで、お互いに良い仕事ができる

ーー実際にスポット常駐での発注を終えて、発注前に感じなかったメリットを感じることはありましたか。

比留間:とにかく初動のスピードが早かったですね。

募集を掲載したら、数十分でご提案くださって、とんとん拍子で話が進んで、次の日には面接に来てくださいました。面接のつもりで来ていただいたんですが、ご実績が充分あるだけでなく、こちらの意図を汲み取ってコミュニケーションしてくださる方とわかったので、その場で本格的な打ち合わせまで進みました。

打ち合わせをしたその日の夜に対応事項の調査をして詳細要件をメールでご報告までくださって、翌々日には実務のためにご来社いただくことになりました。このスピード感は素晴らしいと思いましたね。

セキュリティ面で安心感があったのもよかったです。ログイン後の画面をお見せして説明したいときは、私がIDとパスワードを入力する際に他のほうを向いてもらうだとか、アナログですがそういうことができました。

諸井:遠隔で依頼をする場合は、秘密保持契約を結んで情報を公開するしかなくなってしまいますよね。しかし契約を交わしているとはいえ、会っていもいない人に機密情報を渡すのは、不安が全くないとは言えません。システム開発は、場合によってはプロジェクトに複数名の方が関わることもあるでしょうし。

弊社オフィスに来てもらえるというのは、お互いに人となりが分かります。そのうえで、持ち帰りではなく同じ空間で作業から納品までやってもらえたのは、大変安心感がありました。

来てくれたランサーさんも、ちゃんと人となりがわかったクライアントとご一緒できたほうが安心できるというお考えで、特に最初のほうの依頼は顔を合わせてコミュニケーションをとっていきたいのだと仰っていました。ランサーさんが私たちと同じ感覚だったのもありがたかったですね。

ーー今後スポット常駐をどのように活用していきたいですか。

諸井:スポット常駐は弊社にとって非常に画期的なサービスです。システム開発に限らず、Web制作やデザインでもにぎわってくれればと思います。

デザインなんかは特に、発注する側も受注する側も、対面で進めるほうがニュアンスも伝わるし、効率がいいんじゃないかと思っています。時間をかけて労力をかけて提出したものに手戻りがあると、デザイナーさんにとってもストレスですよね。

比留間:もっと早くに発注意図からずれているとわかれば、デザイナーさんも別の方法で作ったり、何かしら対処しようがありますよね。

オフィスに来てもらえると、こちらも同じ画面を見ながら、途中途中で話せます。その都度話しかけて、軌道修正もできます。そこは同じ空間にいないとできないですよね。

諸井:ボリュームの小さい業務だとしても、会って同じ空間で仕事をするというのは、双方が気持ちよく仕事をするのに役立つと思っています。

今後、他の募集をかけても今回のようにすぐに提案が来てすぐにランサーさんが来社してくれるとなれば、スポット常駐は弊社にとって有力な外注先候補になると思いますね。