コンペでShopify構築、SNS運用の知見を持ったフリーランスを獲得。未経験からフルーツギフト専門のオンラインショップ立ち上げ~運営を実現!

コンペでShopify構築、SNS運用の知見を持ったフリーランスを獲得。未経験からフルーツギフト専門のオンラインショップ立ち上げ~運営を実現!
フルーツギフト専門のオンラインショップ『蝶結び』を運営する株式会社レトロスペクト。百貨店の実店舗からECへと転換するなかで、オンライン接客によりオーダーメイドギフトの提供を実現しています。同社では、ECサイトの立ち上げ・運用の様々な業務でランサーズを利用していただいています。どのような仕事を依頼し、どういったメリットを得ているのか、代表の杉下 峻吾さんにお話を伺いました。

Lancers活用前に抱えていた課題

実店舗運営の経験はあるがECサイトの立ち上げ・運営は初めてなので、スキルを持っている人材のサポートが必要だった。

ECサイトの質を高めてくれるライターが必要

自社の思いをうまく表現してくれる、質の高い文章を書けるライターを求めていた。

Lancersでこう解決!

コンペ形式で募集し、約80名の中からハイスキル人材を2名採用

ECサイト立ち上げ経験者やSNS運用が得意な人材など、ライティング+αのスキルを持つフリーランスを確保できた。

ページ内容に合ったライターを複数アサイン

サイトのコアとなるページ、商品紹介ページ、SNS投稿など、それぞれに合ったライターを複数アサインできた。フルーツの栄養に関する記事では、管理栄養士の有資格者に依頼。

「出産したママにフルーツギフトを」という発想から生まれたブランド

――事業内容を教えてください。
ECサイトでのフルーツギフト販売を行っています。以前は京都の百貨店でフルーツを販売しており、親族が社長、私は役員として接客・販売を行っていました。社長が高齢になっていることから、私に事業継承するか事業をやめるかを検討しているタイミングで、コロナ禍により先行きが見えない状況となりました。

社長はこれを機に廃業の判断をしたのですが、私自身はもともと自分で何かをやりたいという思いを持っていましたし、これまで築いてきた生産者さんや取引先との関係性やフルーツに関する知識を活かしたビジネスをしたいと考え、現在の会社を立ち上げることにしました。

私たちが取り扱っているフルーツは、一般的な果物屋さんが売っているような数百円のものではなく、数千円から数万円という高級品です。もし実店舗を構えるのであれば、街の中心部に出店しないと売上が見込めないわけですが、コロナ禍で先行きが見えない状況下ではリスクが高すぎます。

今後はECがより加速するだろうと考え、ECに特化したフルーツギフト販売を行うことにし、オンラインショップの「蝶結び」を立ち上げました。

――フルーツギフト専門店『蝶結び』のコンセプトを教えていただけますか?
『蝶結び』は、「生まれたお子様への出産祝いではなく、出産したママにお祝いを贈る文化があってもいいのでは?」と考えたことがきっかけで生まれたブランドです。出産という大仕事を終えた産後ママに、フルーツでつかの間の贅沢を味わってほしいという想いから生まれました。『蝶結び』がお届けするのはフルーツコンシェルジュが厳選したフルーツなので、出産をがんばったママへの贈り物にぴったりです。

また最近ではお客様の声にお応えして結婚祝い、誕生日などのお祝いに、大切な方への想いや感謝の気持ちを伝える美味しいフルーツギフトをご提案しています。

――チャットでのオンライン接客も行われていますよね。
『蝶結び』の大きな特徴は、私がチャットでお客様の好みやご要望を聞いて、オーダーメイドの対応ができることです。たとえば、たまたま市場で良いフルーツを見つけてもECサイトには即座にアップできませんが、チャットの中で「よかったら、こちらのフルーツを入れましょうか」といった提案ができます。居酒屋さんが「本日のおすすめ」として定番メニューにないものを提供するのと同じ感じですね。

もともと百貨店に実店舗があったので、お客様と直接会話をしながら商品を決めていくのは当たり前のことでした。たとえば、予算が5,000円でお見舞いに使いたいという場合は、そこからいろいろヒアリングして「お孫さんがいるなら、こちらが食べやすいですよ」というような提案をしてきました。

そのため、ECでもカタログ通販のような形式ではなく、お客様が相手のことを思いながら商品を選べるよう、一人ひとりのお客様のご要望を聞いてギフト選びをお手伝いできるサイトを作りたいという思いを当初から持っていました。実際にお客様から「何を贈ればいいのかわからない」というご相談をいただくことも多く、もらう側が喜ぶシーンを想像しながら一緒に考えさせていただいています。

フルーツへのこだわりはもちろんありますが、ギフトは届け方がとても重要です。たとえば誕生日に届くといった日付指定や、写真やメッセージとともに届く、サプライズを演出するといった届け方ができることで、当サイトの意義が生まれるわけです。一人ひとりのお客様のニーズに寄り添うスタイルをオンラインで実現するというのが「蝶結び」が目指していることです。

Shopifyは将来的に日本のECサイト構築の主流になるだろうと考え採用

――ECサイト構築ではShopifyを利用されていますが、選んだ理由を教えていただけますか?
最初はモールに出店すべきか、自社サイトにすべきかを考えるところからスタートして、いろいろな方に話を聞いてみました。そうした中で、やはり自社のブランドを打ち出すには自社サイトが良いだろうという考えに至りました。

サイトを構築するならShopifyがいいなというのは、わりと早い段階で決まっていました。というのは、私たちが扱うのは季節性の商品なので、入れ替え作業が頻繁に発生するわけです。私自身、パソコン操作は苦手ではありませんが、HTMLやCSSといったコーディングのスキルは持っていません。

情報更新のたびに外部に委託しなければならないとなると、時間的にもコスト的にもロスが生じます。Shopifyは自分で簡単にサイトの更新ができることや、カスタマイズできる点が決め手でした。

私が利用を始めた頃は英語のアプリしかないといった不便さもありましたが、そのときに思ったのは、Shopifyはこれからどんどん日本に広がっていくだろうから、今後もっと良くなっていくだろうということ。事業を運営するにあたって、5年、10年は同じカートを使いたいので、これから伸びていくだろうというサービスを利用したかったんです。

現段階で機能的に足りない部分があっても、きっと数年後はShopifyが主流になっていくだろうという判断のもと、選びました。

当社のECサイトは、すべてランサーズでできているといっても過言じゃない

――ランサーズを利用しようと思った経緯を教えていただけますか?
フルーツギフトのECサイトを立ち上げようと考えてから、真っ先にやったのがランサーズで人材を探すことでした。ECをやるなら、写真とライティングがとても大事になると考え、まず人材探しから着手したわけです。まだ屋号も決まっていなくて、ECサイト構築に着手する前のことです。

写真は商品を持ち込んで撮影する必要があるので地元のカメラマンにお願いしましたが、ライターはランサーズで探しました。

じつは、事業を継承するか否かを悩んでいた頃に、以前にやっていた動画編集の仕事をフリーランスとしてやってみてもいいかなと考えた時期があり、もともとフリーランス側としてランサーズに登録していました。ランサーズにはセミプロ以上の方が多数登録している印象があったので、一定以上のクオリティが期待できるだろうと思い、ランサーズで探すことにしたという経緯です。

――ランサーズを利用して、どのような業務を依頼されていますか?
まずは私の思いを文章としてきれいに整えてくれる方が必要と考え、「EC立ち上げに際してライティング活動をしてくれる方」という内容でコンペを行い、80名程の方にご応募いただきました。その中から2名の方にお願いしたのですが、2人ともライティング+αのスキルを持っていることが決め手でした。

1人はSNSの運用が得意で画像編集もできる方、もう一方はECの立ち上げ経験がありブランディングの知見もある方です。当時はECに関して右も左もわからない状態でしたので、2人が持っているスキルに頼らせてもらおうと思い、ライティング業務で募集したものの一緒にサイトを作っていく業務を委託することにしました。3人でディスカッションしながら屋号を決め、サイトのデザインも決めるというように、一緒に作り上げていった感じです。

サイトオープンにあたっては、商品についてのライティング量がかなり多くなるので、新たにランサーズでライターさんを4名募集して、業務委託の方にディレクションしてもらいました。今は常時お願いしているフリーランスは2名で、必要に応じてライターさんをアサインしています。

フルーツの栄養に関する記事もほしいなと思い、管理栄養士の資格を持っているライターさんに依頼してレシピなどを書いてもらっています。そのほかにも、SNSの投稿や動画制作などをお願いしていますね。

当社のECサイトやInstagramは、すべてランサーズでできているといっても過言じゃないです(笑)。

フリーランスの得意分野を活かすアサインでECサイトの品質を担保

――実際に仕事を依頼してみて、どのような所感をお持ちですか?
ECサイト立ち上げに際しては基本的な部分でわからないこともたくさんあり、立ち上げ時にお願いした2人の方には、とても助けられました。

たとえば、プライバシーポリシーや特商法に基づいた表記方法といったことを教えてもらうなど、EC立ち上げ経験者ならではの視点でいろいろなアドバイスをいただきました。私一人であらゆる業務を行っている小さな会社なので、この2人の方に出会えたのは本当にありがたいことです。

ライティングに関しては、ライターさんそれぞれに得意領域というものがあるので、サイトのコアとなる部分の文章をお願いする方、商品紹介を書いてもらう方、SNSの投稿をお願いする方というように切り分けて依頼させていただいています。

私のほうでは大まかな方向性や要点、思いを伝え、それをきれいにまとめていただいているので非常に助かっています。

――ランサーズを利用して、どのような効果やメリットを得られていますか?
私が一生懸命リサーチしたり勉強したりして形にするよりも、ランサーズ経由でスキルのある方に依頼したほうが圧倒的なスピードでサイトの充実化が図れますし、クオリティ面も担保できます。

仮に社員を1名雇ったとしても、その方がマルチプレーヤーだったらいいですが、そんな方はそうそう見つからないので、結局できることが限定的になります。ランサーズにはそれぞれに得意分野を持つフリーランスがたくさんいて、私の思いをしっかり形にしてくれますし、雇用するよりも効率的です。

今後もどんどん新しいことに挑戦したいと考えていますが、まずはランサーズで必要なスキルを持っている方を探すと思いますね。

知名度のない企業でも優秀人材を確保できるのはランサーズならでは

――レトロスペクト様の今後の目標を教えていただけますか?
百貨店ではご年配のお客様がメインで、お中元やお歳暮のニーズが非常に多かったのですが、ECを利用するメインユーザーはそれよりもっと若い世代になります。若い世代では形式的な贈答文化というものは薄れていますし、今後も減っていくだろうと思いますが、より身近な人や大切な人へのギフトはなくならないと思うんです。

そうしたニーズに応えられる企業、ブランドにしていきたいというのが目標です。さらにいうと、昨今は相手の電話番号や、住所はわからないけれどLINEでつながっているといった方も多いので、ゆくゆくはURLだけでギフトを贈れるようなシステムを構築できたらいいなと考えています。

また、フルーツがある生活を若い世代や、子どもたちにもっと楽しんでほしいという思いもあります。たとえば、同じいちごでも品種ごとに甘さや酸味、歯ごたえなどが全く違います。そうした品種の違いを楽しみながら、お気に入りのフルーツを見つけてもらえたらいいなと。

当社の主力商品として旬のフルーツの「食べくらべセット」というものも提供していますが、ギフトレベルのフルーツを季節ごとに自宅で味わうという楽しみ方をする人がもっともっと増えたら嬉しいですね。ひいては、そうした取り組みによって、本当に美味しいフルーツづくりをがんばっている生産農家さんに貢献したいという思いも持っています。

――今後、ランサーズをどのように活用していきたいですか?
ECサイトの立ち上げから一年経ち、商品の写真とテキストは一通り揃いました。今後は、ギフトの届け方を進化させたり、贈り物をもらった方によりよい状態でフルーツを召し上がっていただくための切り方や保存方法に特化した専用ページを用意して「贈る体験」「もらう体験」をより充実させて、もっとお客様に喜んでもらえるサイトへとレベルアップさせたいと考えています。新しい取り組みにおいても、ぜひランサーズにお力添えいただきたいと思っています。

――最後に、ランサーズの導入を検討されている企業様に向けてメッセージをお願いします!
ランサーズには、それぞれの分野に特化したスキルを持っている方が集まっているので、ノウハウを効率的に利用できることが一番のポイントではないでしょうか。当社が一年でここまでECサイトを充実させることができたのも、そうした得意領域を持つ方々の力を借りられたおかげだと思っています。SEOライティングやSNSの投稿、画像編集など、一から1人でやっていたら、とても一年ではこぎつけませんでした。

仕事は人と人とのつながりなので、ぴったり合う方と出会えれば最高ですし、相性が今一つだったら、もう一度募集すればいいわけです。当社のように、募集当時は屋号すら決まっていなかったような知名度のない企業でも、約80人の応募がありました。

一般的な求人広告では成し得ないことですので、これも大勢のフリーランスが登録しているランサーズならではの強みだと思います。自社のリソースやスキル不足を感じているなら、ぜひ利用してみてほしいですね。

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取材・文:solaneko(ランサーズネーム)
https://www.lancers.jp/profile/solaneko
出版社に18年勤務。編集長、メディア設計・企画マネージャーを経験後、フリーランスに。記事、広告ともに20年のキャリアで数百社の取材・インタビューを経験しています。